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スカイマーク「夜ふかしフライト」搭乗記・片道5,790円で新千歳空港から羽田空港へ行ってみた

投稿日:2016-07-12 更新日:

札幌(新千歳空港)から東京へ安く行くには、LCCを使って成田空港へ行くだけと思っていませんか?逆に東京から北海道へ飛行機で安く行くのも成田空港を利用しないといけないと思っていませんか?

都心から近い羽田空港利用で安く北海道と東京を往復する方法があります。

それは、スカイマークの「夜ふかしフライト・目ざましフライト」。

実際に利用してみたので、感想や気になったこと、利用する際の注意点などをまとめてみました。

目次

夜ふかしフライト・目ざましフライトとは?

「夜ふかしフライト・目ざましフライト」は、スカイマークの深夜・早朝便。

日程や路線によってはLCC(格安航空会社)並の価格で国内を移動できますよ。

■対象路線とフライトスケジュール
[羽田 – 那覇]
SKY 527便 羽田 02:35 → 那覇 05:20
SKY 528便 那覇 03:05 → 羽田 05:25
運行期間:2016年7月2日 – 2016年10月2日
※月曜日は運航なし

[羽田 – 札幌]
SKY 731便 羽田 21:30 → 札幌 23:05
SKY 732便 札幌 00:10 → 羽田 02:00
運行期間:2016年7月2日 – 2016年10月2日

[名古屋 – 札幌]
SKY 769便 名古屋(中部) 19:30 → 札幌 21:15
SKY 768便 札幌 21:50 → 名古屋(中部) 23:40
運行期間:2016年7月2日 – 2016年10月2日

[名古屋 – 那覇]
SKY 951便 名古屋(中部) 06:00 → 那覇 08:15
SKY 958便 那覇 21:50 → 名古屋(中部) 23:55
運行期間:2016年4月29日 – 2016年10月2日

[茨城 – 那覇]
SKY 539便 茨城 19:00 → 那覇 22:15
SKY 530便 那覇 07:25 → 茨城 09:55
運行期間:2016年4月28日 – 2016年10月29

路線とフライトスケジュールを見ると、札幌(新千歳)から羽田経由で沖縄へ行くにはいいですね。

SKY 732便 札幌 00:10 → 羽田 02:00
SKY 527便 羽田 02:35 → 那覇 05:20

 

スカイマークはLCCではないので、受託手荷物や座席指定などはもちろん無料です。

▼札幌(新千歳)と羽田往復に実際にかかった費用はこちら。

スカイマーク夜ふかしフライトの運賃

新千歳空港から羽田空港まで片道5,790円。安っ!!

復路の羽田発新千歳空港行きの値段が、若干高い。東京発北海道行きの便は、他社も含めて値段が高めになっていますよね。あれ、なぜなんですかね?

札幌(新千歳)と東京の往復が、合計13,580円。

LCCのセールを狙えばもっと安く移動できるけど、成田空港から都心へ移動する時間と手間が煩わしいので、便利な羽田空港行きは魅力的です。

安いと思って購入したチケット。でも、実際に利用してみてわかった注意点がいくつもあったので、まとめました。

▼夜ふかしフライトで羽田空港から新千歳空港へ向かったレビューは、こちら。

スカイマーク「夜ふかしフライト」利用上の注意点まとめ・羽田空港発 → 新千歳空港行き

搭乗日前日にスカイマークから確認メールが届く

▼搭乗日前日にスカイマークからメールが届きました。

スカイマーク搭乗日前日確認メール

搭乗時刻は、日付が変わって深夜0時10分ですよ。大丈夫ですか?間違っていませんか?という確認のメールです。親切ですね。

午前2時に羽田空港に到着しても、公共交通機関は動いてないですよ、とも書いてある。

気になったのは、その下の赤枠で囲った一文。

「空港は閉まるよ」と。

え?空港って24時間開いてるんじゃないの?

朝まで空港に滞在できないなら、どうするか考えないといけないですね。

新千歳空港行き最終列車の時刻を調べましょう

これは、事前に下調べしなかった自分が悪い。100%悪かった。

JR札幌駅からの新千歳空港行きの列車は、23時頃まであると勝手に思い込んでいたんです。

新千歳空港行きの快速列車は、最終が20:45。空港到着は、21:23

各駅停車の普通列車は、21:51が最終。空港到着は、22:44。(2016年7月現在)

▼この最終列車に乗れました。これ逃してたら、空港にたどり着けなかった・・・。

JR札幌駅発新千歳空港行き最終列車

運賃は、札幌~新千歳空港間:大人片道1,070円

出発前に空港までのJR時刻表を確認しましょう。

夜の新千歳空港・店は開いていない

▼空港のほとんどの店は20:30に閉まるので、搭乗前に北海道土産を買おうと思っても、こんな状況です。

深夜の新千歳空港

▼コンビニも閉まっているので、夜に空港到着なら事前に買い物を済ませておきましょう。

深夜の新千歳空港のローソン

夜ふかしフライト便の機内

▼日付が変わってから離陸です。

スカイマーク夜ふかしフライト搭乗

空席が目立つかと思っていたのですが、深夜便を利用する人が意外に多かったです。搭乗した日は、ほぼ満席に近かったですね。

ちなみに、スカイマークはJALやANAと違い、空港に到着したら、チェックインカウンターで「紙の搭乗券」を発行してもらわないとダメです。

iOSのWalletに登録したスカイマークのQRコードがある予約情報を私が勝手に「モバイル搭乗券」と読んでいますが、スカイマークでは単に予約情報のみを登録したに過ぎず、搭乗券ではないとホームページで説明しています。

「モバイル搭乗券」だと思って、空港の保安検査場で一悶着あった経緯はこちら。

【スカイマーク】「紙の搭乗券でなければダメなんです!」モバイル搭乗券を見せても取り合ってくれない空港の保安検査にひとこと言ってやる!!!

モバイル搭乗券をiOSのWalletに追加する手順は、こちらで解説しています。

【スカイマーク】モバイル搭乗券をiOSのWalletに入れても運航状況や出発時刻の変更が通知されない

▼座席は、LCCのように窮屈に感じません。足を伸ばせます。写真はありませんが、足元にコンセントがありますよ。

スカイマーク座席

▼機内販売メニュー。

スカイマーク機内販売メニュー

▼深夜便なので、メニューは飲み物メインですね。

スカイマーク機内販売メニューのドリンク

▼スカイマークグッズも販売していましたよ。

スカイマーク機内販売メニューのグッズ

周りを見回すと、空港到着まで寝てる人が多かったです。

 

深夜2時に羽田空港到着・どこへ行けばいいのか?

朝まで滞在できない羽田空港国内線ターミナル。到着後どうすればいいのか?

公共交通機関が動いていないならタクシーに乗って都心へ・・・。いや、いや、タクシー代いくら掛かるかわからないし、深夜に都心のビジネスホテルにチェックインできるどうかもわからない。

国際線ターミナルなら24時間開いているいるかもしれないけど、今回は以前から気になっていた「天然温泉平和島」に行ってみることにしました。

天然温泉 平和島の早朝・深夜バス付きプランを予約

事前に天然温泉 平和島のホームページから予約しておいたほうがいいだろうと考え、出発前に会員登録して予約をしました。

会員登録が必要ですが、登録せずに予約もできます。

▼深夜2時に羽田空港国内線ターミナルに到着なので、2:30のバスに乗ればいいんじゃないかな。

 

天然温泉平和島プラン一覧

▼予約内容は、こちら。朝食付き。料金は3,500円ですが、スカイマーク搭乗券の半券をフロントで提示すると、200円割引の3,300円になりますよ。

天然温泉平和島予約内容

「Welcomeコース 国内線第1ターミナル 深夜ピックアップバスプラン」は、バス出発時間の12時間前までに予約が必要です。

天然温泉 平和島を実際に利用して感じたこと

▼バスのりばは、羽田空港第1ターミナル中央付近。ターミナルを背にして横断歩道を渡った先にあります。場所がわかりにくいかもしれません。バスは、国内線第1ターミナルを2:30に出発。天然温泉 平和島には、3:10到着予定。

天然温泉平和島のバス

▼天然温泉平和島の入口。

天然温泉平和島の入口

▼フロントです。「Welcomeコース 国内線第1ターミナル 2:30発ピックアップバスプラン」は、到着から18:00まで滞在可能。

天然温泉平和島のフロント

施設内の撮影をすると、不審者と思われるので朝食以外撮っていません。

▼朝食券です。朝食は深夜パックに含まれ無料で、7:00~8:30まで。

天然温泉平和島の朝食券

▼朝食は、5種類の中からどれか1つを選びます。

天然温泉平和島の朝食メニュー

▼まぐろの山かけ朝食をチョイス。ご飯と味噌汁はおかわり自由。味はイマイチでした。もうちょっと頑張って欲しかったですね。朝食時に食事処「ゆらり」は利用客で混雑して、落ち着いて食べられなかったです。

天然温泉平和島のまぐろの山かけ

▼京急線平和島駅とJR大森駅行きの送迎バス無料乗車券です。帰る際にフロントでもらえますよ。

天然温泉平和島から平和島駅行きバスチケット

▼10分間隔で運行しています。平和島駅まで10分もかからず到着しました。

天然温泉平和島送迎バス

実際に利用してみた感想ですが、スペースが狭いうえに利用客が多くて寝る場所がない。

フロント近くの長椅子に横になったけど、寝れないし全然疲れが取れなかった。おまけに、大浴場は故障して使えないスパや清掃してるのか?と思うような場所が散見されました。

また利用するか、と聞かれたら、ん〜考えちゃいますね。空港のベンチの方が快適に過ごせるんじゃないかな。

飛行機代は安いが・・・

新千歳空港から羽田空港への運賃は片道5,790円と安いけれど、到着後に羽田空港国内線ターミナルが閉まるから出て行かなければならないのが難点ですね。

今回は天然温泉平和島を利用したけど、次回もスカイマークの夜ふかしフライトに乗るなら、朝までどこか別の場所で過ごそうと思う。

思いつく候補は、羽田空港国際線ターミナルのどこか、または羽田空港から近い大鳥居駅か蒲田駅近くのネットカフェ、カプセルホテル。

国際線ターミナルが24時間オープンしているか?開いているなら深夜に国内線ターミナルから移動できるのか?どの店や施設が朝まで使えるか?

大鳥居駅か蒲田駅近くのネットカフェかカプセルホテル利用なら、深夜の空港からの移動手段は?料金は?快適に過ごせるか?

次回のスカイマーク夜ふかしフライト利用時までに調べて、試してみたいと思います。

国内線ターミナルが24時間オープンなら問題ないんだけどね。

 

今回かかった片道の費用

  • スカイマーク 新千歳空港発羽田空港行き片道(夜ふかしフライト) 5,790円
  • JR札幌駅発新千歳空港行き列車                  1,070円
  • 天然温泉平和島入浴料(搭乗券半券提示で割引)          3,300円
  • 片道合計(飲食などその他の諸経費を除く)            10,160円

【スカイマーク】モバイル搭乗券をiOSのWalletに入れても運航状況や出発時刻の変更が通知されない

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