私は、ブロガーではありません。本業の合間に、または気が向いたときに記事を書きます。
本来ならブログを毎日更新するべきなのですが、未だにブラインドタッチ(タッチタイピング)ができません。キーボードを見ながら文章作成しています。また、勢いでものを書くことができず、考えながら書くのでキーボードをたたく手が止まってしまい、いつも作業が遅いんです。
そんな私ですが、ノマド的節約術の松本博樹さん(@peter0906)が別サイトで運営している空港ラウンジ.comにライターとして記事の投稿もしています。
空港ラウンジ.comは、世界の空港ラウンジの情報を紹介しています。
このサイトは、サイト運営者の松本さんと「合同会社ココロザシ」代表CEO 守岡裕志さん(@cocoro_morioka)、そして私の3人がそれぞれ取材、執筆しています。取材と言っても積極的に空港ラウンジへ行くわけではなく、立ち寄ったついでに中の様子を記事にしてサイトに公開するといった感じです。
特に決まった取材の型やポイントといったものはなく、3人がそれぞれ独自の視点で空港ラウンジを紹介しています。
▼成田空港 第4サテライト ANAラウンジのフード。ラップで包まれたサンドイッチは一口サイズ。小さすぎて驚きました。
空港ラウンジと言ってもいくつかのタイプがあります。どんなラウンジがあるのかは、ノマド的節約術で松本さんが、【空港ラウンジ完全ガイド】国内海外のラウンジ感想比較とおすすめクレジットカードのまとめで詳しく解説していますので、そちらを参照してください。
フードを提供しているのは、日本の国内線ターミナルにあるクレジットカード系ラウンジ以外で、国際線ターミナルの保安検査場を抜けた後、搭乗エリアにあるANAラウンジやJALのサクララウンジ、海外の航空会社が運営する独自のラウンジといったビジネスクラスやファーストクラス搭乗者対象のラウンジとプライオリティパスで入ることができるラウンジの主に2つがあります。
正確に言えば、海外の空港にある国際線ターミナルでダイナースクラブカード所有者が入ることができるラウンジもフードを提供しているようですが、一度も入ったことがないので、ここでは触れません。
この記事では、これまでに訪れた国内外の空港ラウンジを実際に利用した経験から、空港ラウンジで提供される無料のフードについて、空港ラウンジ.comでほとんど語られることを思いのままを述べます。
空港ラウンジを利用される方の参考になれば幸いです。
ドリンクについては、国内外ともサービスの質に差がないといった印象ですね。
▼トルコ・イスタンブール・アタテュルク国際空港 PRIMECLASS CIP LOUNGEのドリンクサービス。
目次
過度な期待はするな
世界中の空港ラウンジを渡り歩いた訳ではないのですが、これまでに訪れた国内外の空港ラウンジが、たまたま”ハズレ”だったのかもしれません。
空港ラウンジが提供する無料のフードに過度な期待はしないほうがいいですよ。
豪華なイメージがあるかもしれませんが、はっきり言ってフードは、ショボイ。
▼セルビア・ベオグラード ニコラ・テスラ空港 BUSINESS CLUBのフード。
ノマド的節約術で【空港ラウンジ完全ガイド】国内海外のラウンジ感想比較とおすすめクレジットカードのまとめでも松本さんが述べていますが、空港ラウンジのフードは空港で外食する分の食費を浮かすことができる程度だと思った方がいいです。
空港はテナント料が高いので、レストランなど外食の値段が高いですからね。
味については、満足できるレベルではありません。ぶっちゃけ言うと、コンビニやスーパーの弁当のほうがおいしいです。
ラウンジを利用するだけで無料で食べることができるのはありがたいのですが、おいしさを求めるなら、お金を払ってレストランで食べることをオススメします。
海外のラウンジではフードが乾燥していることが多く、食べると残念な気持ちになってしまうことが何度もありました。
▼トルコ・イスタンブール・アタテュルク国際空港 Comfort Loungeのカッパ巻きとガリ。寿司は、乾燥していて食べると米粒がボロボロと崩れて落ちました。
▼セルビア・ベオグラード ニコラ・テスラ空港 BUSINESS CLUBのサンドイッチ。冷蔵庫に入れてあるため、パンに水分がなく乾燥しきっていてパサパサ状態でした。
▼成田空港 第4サテライト ANAラウンジの案内板。ファーストクラス搭乗者及びANAダイヤモンド会員は、4階ANA SUITE LOUNGEを、ビジネスクラスは2階ANA LOUNGEを利用できます。ラウンジもクラスによって分かれていますね。まだ一度も入ったことがないのでなんとも言えませんが、ANA SUITE LOUNGEのフードはANA LOUNGEと違って、味も質も良く豪華でしょう・・・たぶん。
欲張って食べ過ぎるな
空港ラウンジのフードを欲張って食べ過ぎないほうがいいですよ。
私は、貧乏性のため 取材のために空港ラウンジのフードを可能な限り全種類食べるようにしているのですが、食べ過ぎるとお腹がいっぱいになり離陸後の機内食が食べられなくなってしまいます。
あれもこれもと欲張りすぎないこと。
機内食を食べなくてもいいのなら構わないのですが、空港ラウンジのフードと機内食では、明らかに機内食の方が味も質も上。特にビジネスクラスの機内食となると、空港ラウンジのフードとの味と質は雲泥の差です。
▼トルコ・イスタンブール・アタテュルク国際空港 HSBC CLUB LOUNGEのフード。プライオリティパスを使ってアタテュルク国際空港のラウンジを3軒”ハシゴ”してフードをほぼ全種類食べたため、この後搭乗した深夜の帰国便のビジネスクラス機内食を食べるのが大変でした。ビジネスクラス搭乗記にも寄稿しているので、食べないわけにはいきません。搭乗前に無料のフードを欲張ってたくさん食べない方が賢明です。
▼そうはいっても、やっぱりいろいろ食べてみたくなりますよね。トルコ・イスタンブール・アタテュルク国際空港 PRIMECLASS CIP LOUNGEのフード。オレンジ色のとびこ(トビッコ)の巻き寿司が気になり、ついつい手を出して食べてしまいました。味と質は、回転寿司やスーパーの総菜コーナーで売られている寿司の方が明らかに上。
さいごに
空港ラウンジは、フライト前の時間を快適に、そして静かにゆったりと過ごすための特別待合室です。無料で食事を提供する食堂ではありません。
私もかつてはそうでしたが、初めて空港ラウンジを訪れたときは、上流階級の世界に入ったかのような勘違いをして舞い上がってしまいました。今振り返ると、バカですね。恥ずかしい。
世界中のすべての空港ラウンジを紹介するにはかなり時間はかかりますが、3人で取材して少しずつサイトに公開します。