航空券をネットで予約したら、搭乗券または予約確認書を自分で紙に印刷して空港へ行きますか?
私はできるだけ印刷せずに、予約確認書をEVERNOTEに保存したりモバイル搭乗券に入れます。
先日、ジェットスターで成田へ行く機会があり、ちょっとした出来事があったのでメモします。
▼iOSのモバイル搭乗券Walletと搭乗口で印刷された紙の搭乗券。
ジェットスターに関しては、このような記事も書いています。
目次
モバイル搭乗券を持って空港へ
ジェットスターで成田空港行きのチケットを購入し、予約確認書をモバイル搭乗券に入れました。
モバイル搭乗券は印刷不要の搭乗券で、スマホで管理できます。チェックインカウンターでの搭乗手続きが必要ないので、預ける手荷物もなかった私は、ウェブチェックインを済ませてから空港に到着後そのまま搭乗口へ。
私のモバイル搭乗券は、iOSのWallet。
iPhoneのWalletに搭乗券やBooking.comの予約確認書も入れてます。紙に印刷する手間がかからず、管理も楽なので便利ですよ。
保安検査場でもモバイル搭乗券を見せれば問題なく通過できます。
▼新千歳空港発成田空港行きジェットスターの搭乗口。
モバイル搭乗券を提示すると、係員がその場で搭乗券を紙に印刷して氏名を確認
搭乗開始時間になり、搭乗口で他の乗客とともに並びました。他の人たちはA4サイズの紙か空港でのチェックイン時に印刷される細長い紙の搭乗券を持ち、係員はバーコードリーダーで一人ずつスキャンしてから機内へ向かいます。
私の番。モバイル搭乗券の画面を係員に見せたら画面をスキャン後、係員が「搭乗券を印刷するので待ってください」と言って、テーブルの上にあったモバイルプリンターで紙に印刷。「お名前をお願いします」と言われ、フルネームで答えました。
この間、足止めされたのは15秒ほどだったでしょうか。でも、この約15秒間に3つのムダを感じました。
紙を使うのはムダ
なぜわざわざ「紙」に印刷しなければならないのかが理解不能。紙に印刷したら、モバイル搭乗券の意味がない。
紙に印刷すること自体がムダ。
今の時代、情報が紙である必要性はほとんどない。
紙を使うことは、”資源のムダ”でもあり”コストのムダ”。これだけで2つのムダが生じる。
モバイル搭乗券があるのだから、もう紙に印刷するのはやめましょう。
約15秒 × 搭乗者人数 = 時間のムダ
モバイル搭乗券を係員に見せている間に私だけではなく、私の後ろに並んでいた人たちも足止めにされた。
足止めにされたのはわずか15秒程で、そのこと自体はたいしたことではないかもしれないが、もし仮に搭乗予定者全員がモバイル搭乗券を提示したら、全員分の搭乗券を紙に印刷して1人ずつ氏名を確認するのか?
足止めされる時間が1人15秒として、モバイル搭乗券を提示する搭乗予定者分の時間が使われることになる。そうなると、スムーズに機内に乗り込むことができなくなり、場合によっては出発予定時間が遅れる可能性もあるでしょう。
これって、時間のムダ。
一体何のためのモバイル搭乗券なのか?
機内に乗り込むときに客室乗務員が入口で、「お座席何番ですか?」と確認するときも紙の搭乗券ではなく、モバイル搭乗券を見せてもまったく問題ありませんでした。紙の搭乗券を使ったのは、搭乗口だけ。
紙に印刷することなくスムーズに機内に乗り込めるのが、モバイル搭乗券。そのモバイル搭乗券があるのに、あえて搭乗券を紙に印刷するのではモバイル搭乗券の意味がまったくない。一体何のためのモバイル搭乗券なのか?
LCC(格安航空会社)はコストを削って効率的に運航し、サービスが簡素化された低価格の航空会社です。ジェットスターには、改善を求めます。