長い間更新していなかったブログを再開します。
ずーっと”放置プレー”状態でした。
再開するにあたって、なぜブログを放置していたのか。また、なぜ再開しようと思ったのかを綴ります。
どーでもいい話ですが、本物の”放置プレー”・・・。
ホンモノのという言い方はアレですが、何と言いますか、その、アレですよ、アレ。
大人の余興とでも言うんですかね。
あっちの”放置プレー”は、個人的に好きでも嫌いでもないです。
アレって、何が楽しいんですかね?
目次
書くことを止めた理由
ブログを更新せずに放置していた理由は、いくつかあります。
言い訳がましくなりますが、自分の気持ちを整理するため書き出します。
一番読んで欲しい人からの思いも寄らない言葉
このブログを始めるきっかけは、撮影のため海外に出かけてどこでどんなことをしているかを私の母に紹介するためでした。
帰国後に自分が体験したことを話しても伝わっていない感じがしたからです。
だから、写真と文章を載せてブログという形にすれば、いつでも読める。
旅が好きなので、旅行に関すること、例えばグッズや国内の移動手段についても書いていました。
しかし、あるときにこのブログを一番に読んで欲しかった母から思いも寄らない一言がありました。
「インターネットは、信用できない」
ある一定の年齢層から上の世代になると、なぜかしらそういった謎の意見が大勢を占めます。
私の母も同じ。
iPhoneとMacを使っているのに、母はインターネットをほとんど使わない。
ネットショッピングもSNSもやらない。
iPhoneで電話と天気予報のチェック。Macで日記と家計簿の記録。それだけ。
だから、息子がどこでどんな経験をして、それをネタにして写真や文章をネットに投稿しても見ようともしない。
一番見て欲しい、読んで欲しい人からそんな言葉を言われて、徐々にブログを書かなくなりました。
やる気が失せた。
パソコンがフリーズせずに、私がフリーズする
ブログを”放置プレー”していた2つ目の言い訳は、私自身の問題。
Macを使っています。
Macユーザーなら知っていることですが、Macは使っていると、マウスカーソルが突然虹色の円になってグルグル回り出す「レインボーカーソル」が現れます。
これは、Macが何らかの原因でフリーズして、ユーザーからの操作を受け付けない状態。
要するに、コンピューターが固まって動かなってしまう現象のことです。
私がMacで文章を書いているとき、画面を見つめたまま、キーボードを叩く指が動かなくなり、固まってしまうことが多々あります。
パソコンがフリーズせずに、文章を書いている私がフリーズするのです。
頭の中で文章構成やら言葉選びやらをいろいろ考えてはいるが、頭の中の事柄がキーボードを叩く指の動きに伝わらない。
このときの状態は、頭の中は悶々としているが、頭の中と指先がつながっていない感じ。
だから、画面を見つめたまま、キーボードを叩くことが止まり、ややしばらく自分が動かなくなってしまう。
こういった状態が、結構な割合で頻繁に起きます。
キーボードを叩いて文章を速く書くことができないのは、未だにブラインドタッチ(タッチタイピング)ができないのが、一つの要因ではないか、とも思っています。
どうしても画面ではなくキーボードを見て、ほとんどのキーを右手だけで打っています。
左手の指は、右手ほどは動かない。
ケガをしているとか、病気ではなく、何なんでしょうか?自分でもよくわからない。
文章をスラスラ書けないことにものすごいストレスを感じ、ブログだけでなくライターとしても文章を書くことから徐々にフェードアウトしました。
写真は一瞬、文章は長時間
私は、物書きではありません。
写真を撮ることが専業なので、文章を書くのが超苦手。ホント苦手。
写真は、何も考えずにシャッターボタンを押せば、一瞬で作品ができる。
「何も考えずにシャッターボタンを押す」だけ。
写真がフィルムからデジタルに変わってからは、パソコンで後処理もある程度必要になりますが、基本的にはボタンを押すだけ誰でも簡単にクリエイティブなものを作り出せる。
それは、ほんの一瞬。
シャッターボタンを押した瞬間に作品ができあがる。
カメラであってもスマホであってもそれは、変わらない。
シャッターボタンは、誰でも簡単に押せる。
ただし、”何も考えずに”という部分が非常に難しい。
もう一度言いますよ。「何も考えずにシャッターボタンを押す」
これができる人とできない人がいる。
その差が、いい作品を生み出せるかどうかの大きな違いです。
え?何を言っているかわからない?
伝わる人には伝わるし、伝わらない人には伝わらない。
それでいいんです。
・・・前置きが長くなりました。
文章に限らず、音楽や絵画などの作品もそうですが、完成までに時間がかかる。
写真のように一瞬で完成しない。
自分がキーボードを速く叩いて文章を書き上げることができないでいると、写真は一瞬でできるのに、文章は時間がかかりすぎると苛立ち、嘆く。そして、ブログを書かなくなる。
ブログ再開に向けて
ここからは、なぜブログを再開しようと思ったのかと現状について語ります。
ブログをもう一度やり直そうと思った一番の理由
「ブログは、終わったメディアだ」
「今は、YouTubeでしょ」
「これからは、音声メディアが流行る」
時代の流れが目まぐるしく変化する中で、最近よく聞かれるこれらの言葉。
何が流行り廃れなのか、自分にとって、そんなことはどうでもいいんです。
やりたいことをやればいい。
で、ブログを再開しようと思った一番の理由は、
頭の中のモヤモヤを排出したい
途中で止めてしまったブログ。
完全に閉鎖したわけでもなく、サーバーもドメインも解約しないで残っているので、もう一度書いてみようか、という気持ちに傾いた。
アウトプットする場が、自分にとって今のところブログが最適解なんじゃないか、と。
だから、何が流行り廃れなのか、自分にとって、そんなことはどうでもいい。
誰かのためではなく、自分のため。
自分のこれまでの海外での体験や撮影情報などをブログにしても、パンデミックが収束しない限り、旅行ネタ、海外ネタは読まれることはないでしょう。
何の根拠もないが、以前のように自由に海外旅行ができるまでに3年ぐらいかかるのではないかと思っています。
しかしその後、つまりパンデミック収束後は、壮絶なバブルがやってくるのではないか。特に旅行業界。
海外ネタについては、経験や思い出を自分の中だけにしまっておくのはもったいないので、いつかは何らかの形でアウトプットしたい。
今は海外へ撮影に出かけることができない。だから、日々の出来事や気づき、例えば、「買ったものや「やったこと」などを記録していこうと考えています。
その時々の出来事を記録し続けていたら、習慣化 → 文章を書きたい気持ちになった
Day Oneという日記アプリで、毎日その時々の出来事を記録しています。
もちろん完全非公開の自分だけのもの。
以前は、海外滞在中のときだけ記録をしていました。
なぜかというと、このアプリ、GPS情報が記録されるから。
国から国へ国境をまたいで移動すると、いつどこで何をしていたかなんて覚えていない。
スマホもなかった時代は、紙の手帳に記録していましたが、今では記録をクラウドに上げている。
帰国と同時にDay Oneを使わない。国内での日々の暮らしも記録しない。
国内での日々の出来事は、Googleカレンダーに予定を書き込めむだけでいいと思っていました。
ところが、あるときから、日本で暮らしているときも毎日記録を付けるようになりました。
コロナウィルス。
感染した場合、感染経路や濃厚接触者をたどる保健所の聞き取り調査があることを知りました。
潜伏期間が14日間。2週間前から現在まで、どこで 何をしていたかなんて覚えていない。
そんなときの思い出したのが、GPS情報も記録されるDay One。
Day Oneで記録を残しておけば、万一、何かあったときに役立つかもしれない。
このことが、ブログ再開とどう関係があるのか。
WHOがパンデミックを宣言した2020年3月よりも前。新しいウィルスがヤバそうだと話題になって、徐々に社会の雰囲気も怪しくなった2月からDay Oneで記録し始めの頃は、本当に短い一文だけ。
「○○食った」
「どこへ行った」
「💩した」など、どーでもいい、くだらないことばかり記録していました。
毎日その都度短い一文だけ書いていたのがその後、そのときの心境や新たな発見などを綴ったりしているうちに、少しづつ長い文章を書くようになりました。
これが、1日も途切れることなく、1年以上続いてます。
これ、自分にとってはとてもスゴい変化で、途中で止めずに続けることができた。
毎日書き続けたら、習慣化できた。
今では書くことが当たり前になって、逆に書かないと気持ち悪くなってしまう。
学校の夏休みの日誌を最初に1日しか書かず、登校日前日の夜になって慌てて空白のページにテキトーに書いていた自分が、1年以上毎日その時々の出来事を記録し続けているなんて、自分自身の変化に驚いてます。
Day Oneで日々の出来事を書き続けて1年以上経ち、改めてブログを書いてみようか、と心境の変化がありました。
文章を速く書くためには・・・
文章を速く書くことができず悩んでいた時期に、外部ライターとしてお仕事を頂いていたノマド的節約術の松本博樹さんにお会いして、どうしたら文章を速く書くことができますか?と尋ねたところ、
「文章を速く書くためには、文章をたくさん書くしかないですね。」
と、禅問答のような答えが返ってきました。
速く書くことができないから、たくさん書くことができないのに、たくさん書けば、速くなると言われても、この質問を投げかけた当時の自分には「???」の状態。
でも、Day Oneで毎日日記を書き続けている最近になって、なんとなくこの意味がわかってきたような気がします。
それを実証するためにもブログを再開しようと考えたました。
ちょっとずつ書いて、ときには音声入力
書くことから完全にフェードアウトし、アウトプットらしきことからは身を引いて、約2年8ヶ月。
ブログ1記事を最後まで一気に書き上げることは、今の自分にとってハードルがかなり高いことがわかっているので、長文を書くことに慣れるため1記事を数日に分けて、ちょっとずつ文章を書いています。
キーボードを叩いての文字入力が速くない。だから、ときどきGoogleドキュメントの音声入力の助けを借りことも。
Googleドキュメントの音声入力は、キーボードでの文章作成に苦手意識を持っている自分には、ほぼ神ツール。
”ほぼ”と書いたのは、句読点の入力と改行ができないことと、自分の滑舌が悪いから、特にカタカナ表記の言葉がうまく反映されない問題点があるからです。
それらを考慮しても、キーボード入力に比べたら、ぜんぜん楽。
結局、最後は、自分でキーボードを叩きながら編集と校正をしなければなりません。
こんな感じでブログ記事を作成をしている現在です。
さいごに
あまり難しく考えず、気楽にアウトプットしていこうと考えています。
再開にあたって、ひっそりとブログ名を「なみかわブログ」に変えてます。
ドメイン名と同じでいいんじゃないか、と思ってテキトーに付けました。
ネーミングのセンスがないことは自分でもわかっていて、他にいいタイトルが思い浮かばなかった。
なみかわが書いているから、なみかわブログ。それでいいんじゃない?
気が変わったら、また別の名前を付ければいいし。
ちなみに、”なみかわ”は、本名です。
ブログは、ゆる〜く書いて更新します。