私が感じている素朴な疑問。
というより、今回は”違和感”です。
空港に着陸して、機体が駐機場に着いた後のこと。
シートベルト着用サインが消えた直後に乗客が一斉に立ち上がり通路に並ぶ光景。
出入り口(乗降用)ドアが開くまでの乗客の数分間の行動にいつも違和感を感じています。
▼この光景。なぜそんなに急いで降りる必要があるのか?
目次
人が一斉に同じ行動するから混み合う
ゴールデンウィークやお盆、年末年始に空港の混雑具合や新幹線の乗車率、高速道路の渋滞状況などのニュース映像が流れますよね。
毎年同じニュースやってるなぁ〜と思いながら見ていますよ。
一般的な会社員は、特定の時期にしか休みが取れないから、その期間内に「民族大移動」をする。だから、行楽地など、どこへ行っても混雑してるわけですね。
別な例を挙げましょう。
車で出かけていって酒を飲んで、夜10時ぐらいから0時ぐらいに運転代行会社に電話しても、1時間待ちとか断られるケースがありませんか?数社に電話して、やっと捕まったとか。
例えは運転代行じゃなくて、タクシーでもいいんですけど。
特定の時間に人が一斉に同じ行動をとるから、注文が殺到する。
冷静になって逆の発想すれば、この時間(または時期)は混んでいるから、今は動かない方がいいと考えることができます。
飛行機の話に戻り、シートベルト着用サインが消えた直後に乗客が一斉に立ち上がり通路に殺到する光景。飛行機を降りるという行動はみな同じでも、それをみんなが同じタイミングでする必要があるのか?
ちなみに、飛行機に限らず、人が一斉に同じ行動をする、この集団心理を利用して何かできないかなぁ〜といつも考えています。いいアイデアは、未だに浮かびませんが。
なぜそんなに急いで飛行機を降りる必要があるのか?
人それぞれ事情は違うのでしょうが、いつも不思議に思うのは、なぜそんなに急いで飛行機を降りる必要があるのか?
出入り口(乗降用)ドアが開いてから行動すればいいのに、駐機場に着いてシートベルト着用サインが消えた直後に一斉に席を立って上の棚から荷物を取り出し、ドアが開く前から通路に殺到する。
そして、ドアが開くまでの数分間、立ちっぱなし。
この行動が、私にはまったく理解できません。先を急ぐ必要があるの?
じゃぁ、おまえはいつ飛行機を降りるのか?とツッコミが入りそうなので、私の例を挙げると、乗客として最後に降ります。
▼飛行機を降りるときは、いつもこのような光景。
飛行機の最後部にいる数名の客室乗務員が、座席に忘れ物がないか確認しながら通路を徐々に前に詰めてくる。そして、残っている乗客に笑顔を見せながら、早く機内から降りろと無言の圧力を掛ける。
このタイミングで座席を立ち、荷物を持って機内から外へ向かいます。
慌てて機外に出る必要もないので、最後まで機内に残っていますよ。
一番最後に機外に出ても、預け荷物のターンテーブルが回っていないことが多く、自分の荷物が出てくるまで待たされますからね。
出入り口(乗降用)ドアが開くまでの時間がもったいない
シートベルト着用サインが消えて、出入り口(乗降用)ドアが開き、通路に立っている乗客が歩けるようになるまでの数分。長くて7~8分ぐらいでしょうか。
ほとんどの乗客が降りて、私が乗客として最後に降りるときは、実際に時間を計測したことはないのですが、さらに3~4分ぐらいの時間があるでしょう。
私には貴重な時間です。いわゆる「スキマ時間」。
席を立つまでの間にメールやニュース、SNSのチェック、電子書籍を読んだり、アイデアをメモしたりetc
この待っている間の数分間にいろいろなことができますよ。
通路に立ったままでもできなくはないのですが、他の乗客がドアが開くまで数分間立ちっぱなしで、ドアが開いてから流れに任せて歩き出している間も私は、窓側席に座ったまま「スキマ時間」を有効に使っています。
通路に立ったままの他の乗客を見て、シートベルト着用サインが消えてからドアが開くまでの待っている時間が非常にもったいないと感じています。
さいごに
出入り口(乗降用)ドアが開くまで通路で立ちっぱなしで待っている乗客に「どうしてそんなに急いで飛行機から出る必要があるんですか?」と直接聞けばいいのでしょうけど、さすがに知らない人には聞けないので、記事にしました。
通路で立ちっぱなしで待ってでも急いで機外へ出る理由は、何なのでしょうか?