安いっていいことだけど、必ずと言っていいほど何か問題がありますよね。
スカイマーク
の「夜ふかしフライト」で羽田空港から新千歳空港へ7,790円で行きました。
▼搭乗した便は、これ。
この記事は、羽田空港発 → 新千歳空港行き「夜ふかしフライト」利用上の注意点まとめです。
▼夜ふかしフライトで逆ルートの新千歳空港から羽田空港へ行ったレビュー。
目次
ラウンジは20:30に閉まる
羽田発札幌（新千歳空港）行きSKY731便の出発時刻は21:30だから、出発時刻直前まで空港のラウンジに滞在しようと考えていました。
搭乗口が20番なので、一番近いエアポートラウンジ（北）へ。羽田空港のエアポートラウンジ案内を見て行ってみました。
▼エアポートラウンジ（北）の入口。
このラウンジは20:30に閉まるので、ラウンジを出た後は出発まで搭乗口前の座席に座るしかないんですね。混み合っていなかったので、座席に余裕はありました。
エアポートラウンジ（南）のように21:00まで営業して欲しいですね。
▼羽田空港国内線第1ターミナル20番搭乗口。
▼モバイル搭乗券をiOSのWalletに追加する手順は、こちらで解説しています。
ちなみに、Walletに登録したスカイマークの予約情報を私が勝手に｢モバイル搭乗券｣と読んでいますが、スカイマークでは単に予約情報のみを登録したに過ぎず、搭乗券ではないとホームページで説明しています。
空港に到着したら、チェックインカウンターで｢”紙”の搭乗券｣を発行してもらわないとダメですね。
｢モバイル搭乗券｣だと思って、空港の保安検査場で一悶着あった経緯はこちら。
【スカイマーク】｢紙の搭乗券でなければダメなんです！｣モバイル搭乗券を見せても取り合ってくれない空港の保安検査にひとこと言ってやる！！！
▼搭乗口とラウンジの位置。ラウンジから20番搭乗口まで歩いて10分もかからない。
窓側席に座ろう。離陸直後の東京の夜景は、宝石を散りばめたようにきれいだ！
これは、スカイマークの｢夜ふかしフライト｣だけではなく、羽田発の夜の便すべてに言えることです。
東京の夜景はきれいですよ！窓側席に座りましょう。
▼慌てて撮影したので、こんな感じの写真です。肉眼で見るともっときれいですよ。
▼宝石を散りばめたようにきれいで、しばらく眼下の夜景を眺めていました。窓に尾翼が写っていますね。
搭乗したSKY731便では、機首に向かって右側、翼の後ろぐらいにある窓側席23Hに座りました。
LCC(格安航空会社)と違いスカイマークは座席を無料で選べるので、夜の便に乗るときは窓側席をオススメします。
私は、飛行機に乗るときの座席はいつも定位置です。参考にどうぞ。
新千歳空港発札幌都心行きバス利用の注意点
新千歳空港到着後、札幌都心へ行くためにはバスを利用します。SKY731便到着の23:05以降に札幌行きのJRはありません。
空港の到着口を出た後、バスチケット売り場まで空港スタッフが大きな声で案内してくれます。なぜなら、自家用車やタクシー以外で札幌へ行く手段は、23:20発の最終バスしかないので。
到着からチケット購入、バス乗車までゆっくりしている時間はなく慌ただしかった。
▼札幌方面のバスチケット購入場所。
▼バスチケット券売機。この狭いスペースに情報がたくさん書いてあるので、初めて利用する人は戸惑います。もっとわかりやすくシンプルにできないのでしょうか？
▼路線図。札幌在住者以外の方が見ると混乱するかも知れません。いや、札幌在住者でもこの路線図は、非常に見づらい。
▼札幌方面は、料金が2段階制。降りる場所によって値段が変わります。すすきのや大通公園、札幌駅など札幌中心部は、1,030円。往復券は若干安くなります。
▼注意書きが小さいので、気付かない人が多いでしょう。新千歳空港発のバスは3社あって、そのうち札幌都心へ向かうのは、中央バスと北都交通の2社。ICカードが使えるバスと使えないバスがある。利用者には迷惑だから利用方法を統一して欲しいですね。
▼中央バスと北都交通の違いについては、こちらを参照してください。
▼札幌都心行き14番のりば。SKY731便到着後のバスは、北都交通の23:20発。券売機でチケットを購入します。現金払いのみ。
チケットは、降車時に料金箱へ入れます。
私は、チケットを見失い降車時にズボンのポケットやかばんの中、座席周辺を探して、バスを5分程停車させてしまいました。最終的に見つかったのですが、運転手と他の乗客に迷惑をかけてしまったので、チケットはなくさないようにしましょう。
さいごに
スカイマークの｢夜ふかしフライト｣に搭乗して感じたことは、安く札幌(新千歳空港)と羽田空港を往復できるので便利だということです。うまく活用すれば、日帰りができます。LCCで成田空港利用なら、東京都心と札幌の日帰りが難しいでしょう。
羽田空港離陸直後の東京の夜景を見るだけでも、夜ふかしフライトに搭乗した満足度は高いと思います。
｢夜ふかしフライト｣そのものに問題や不満はありません。問題は別のところにあります。
空港から都心間の移動手段や羽田空港での過ごし方。
これですね。夜ふかしフライトの時間に合わせての利用がイマイチな感じです。この辺の不便さをどう解消するかが、今後の課題だと言えます。
今回かかった復路の費用
- スカイマーク羽田空港発新千歳空港行き片道(夜ふかしフライト) 7,790円
- 新千歳空港発札幌都心行きバス 1,030円
- 復路合計(飲食などその他の諸経費を除く) 8,820円
往復の交通費などの費用
- スカイマーク新千歳空港 – 羽田空港往復(夜ふかしフライト) 13,580円
- JR札幌駅発新千歳空港行き列車 1,070円
- 天然温泉平和島入浴料(搭乗券半券提示で割引) 3,300円
- 新千歳空港発札幌都心行きバス 1,030円
- 往復合計(飲食、東京滞在費などその他の諸経費を除く) 18,980円
