新千歳空港と札幌都心を結ぶ空港連絡バスは3社あり、そのうち2社が札幌都心とを往復しています。
札幌都心へ向かうのは、中央バスと北都交通の2社
初めて新千歳空港や札幌を訪れる方には、この2社のバスの何が違うのか、よくわからないですよね。
中央バスと北都交通の違いをまとめました。参考になれば幸いです。
目次
運賃は同じ
札幌都心と新千歳空港間の料金は、両社とも同じ1,030円。
料金差がないので、安いからこっちにしようということはないですね。
2社の空港連絡バスについては、下記のサイト。
赤は中央バス、緑が北都交通
会社のイメージカラーとでもいうのでしょうか。中央バスは赤色で、北都交通は緑と覚えてください。
- 中央バス:赤
- 北都交通:緑
札幌都心から新千歳空港へのバスに乗ったので、写真付きで解説します。
▼札幌の歓楽街すすきの停留所から新千歳空港へ向かいました。
▼中央バスが赤い文字、北都交通は緑の文字で書いていますね。
▼写真左の時刻表ですが、赤の数字は中央バス、緑は北都交通。
▼中央バスの車体は、車体に赤いラインが入っています。写真がちょっとブレました。スミマセン。
▼北都交通の車体には、緑のライン。このバスは、車体横に広告が入っているため緑のラインは前面にしかありませんが、一般的には、前も横も白地に緑のラインです。
車内でWi-Fiが使えるのは、北都交通
北都交通では、車内で無料のWi-Fiを利用できます。中央バスにはWi-Fiはありません。
- 中央バス:Wi-Fiなし
- 北都交通:Wi-Fiあり
▼北都交通の無料Wi-Fiを使用したレビューは、こちら。
ICカードが使えるのは、中央バス
SuicaやPASMOなどの交通系ICカードが使えるのは、中央バス。北都交通では使えません。降車時の料金支払いでICカードを提示して、北都交通のバス運転手に言われて初めて気づく人が意外に多いです。
- 中央バス:交通系ICカードが使える
- 北都交通:現金払いのみ
▼中央バスでは、全国のほとんどのICカードに対応。小さく(※中央バス運航便のみ)と書いています。
▼ICカードの利用方法は、バス停留所に詳しく書いてありました。
▼乗車時にかざすICカード端末。
▼こちらは、降車時のICカード端末。
▼新千歳空港のバスチケット券売機については、こちらを参照してください。
座席に違いは感じられない
中央バスと北都交通の座席にそれほど違いは感じられません。人それぞれ感じ方が違うので、両社の差異がわからなかったのは自分だけかもしれませんが。
▼中央バスの座席。足元が狭くはないです。座っていて特に不満はありません。
ゴメンナサイ。北都交通の座席の写真を撮るの忘れました。でも、中央バスの座席と座り心地やシートピッチ(座席間隔)に違いは感じられないですよ。
さいごに
どちらのバスを利用するかは、ICカードで乗車するか、それともWi-Fiを使いたいか、ではないでしょうか。
- 中央バス:ICカードが使えるが、Wi-Fiは利用できない
- 北都交通:現金払いのみで、Wi-Fiが利用できる
個人的には、車内でWi-Fiが使えるよりもICカードが使えるほうが便利ですね。ICカードに慣れてると、財布から現金を取り出す手間が面倒ですよね。